水性塗料と油性塗料の違いについて
2021.03.26 (Fri) 更新
皆さんこんにちは!
今回は外壁塗装の塗料には水性と油性があるのはご存じだと思いますがその違いについてお話致します。
少し前までは油性塗料のほうが水性塗料に比べ耐久性が良く、その分金額が高いというイメージがあったと思います。
しかし水性塗料の性能が段々と良くなりまして現在では油性塗料に引けを取らない品質まで向上しています。
また近年では大気汚染の原因となるVOC(揮発性有機化合物)の排出が少ないということで、環境に優しい塗料として高い評価を受けています。
水性塗料と油性塗料の大きな違いは色のもとになる原料(顔料、合成樹脂、添加物など)をまぜるのに水を使用するかシンナーなどの有機材を使用するかの違いになります。
塗料は希釈剤(水やシンナー等)で薄めた塗料を塗って、乾燥蒸発させることにより、顔料で着色し、そして合成樹脂で外壁を保護する効果を発揮致します。
●水性塗料のメリット
主成分が水で出来ているので油性塗料に比べ臭いなどが少なくご近所への迷惑が掛かりずらい。
vocの排出が少なく、シックハウス症候群や大気汚染など環境配慮した優しい材料である
油性塗料に比べコストを抑えることができる。
保管がしやすく、多少時間が空いても使用できる。
●水性塗料のデメリット
油性塗料に比べると塗膜の寿命がやや短い
雨や湿気に弱いので塗装中の天気には注意が必要
艶が油性塗料に比べると出にくい傾向
●油性塗料のメリット
耐久性の高い塗膜を作ることができる。
艶などの発色が良く早く乾燥する。
水性塗料では塗れないアルミやステンレスに塗ることができる。
●油性塗料のデメリット
シンナーを使用しているので臭いが強くご近所に迷惑をかける心配がある。
十分換気をしないと人体に有害な物質が含まれているので注意が必要
水性塗料に比べ高価である。シンナーは引火性が強く、取り扱いや保管に十分気を付けなければならない。
どちらも長所と短所がありますが、現在の主流は環境、人体に安全な水性塗料を選ばれる方が多いいです。
技術の進歩により水性塗料の品質が大きく向上してきた事も要因だと思います。
水性だと雨で流れてしまうのではないかと心配される方もいらっしゃるかもしれませんが塗装後十分乾燥すれば雨で流れるような事は御座いませんのでご安心ください。
ちなみに1液タイプと2液タイプがございますが、1液=水性、2液=油性ではございません。
2液=油性であることは多いいですが水性でも2液タイプのものも多少ですが在ります。
1液は出荷の段階のものをそのまま使用できますが2液は硬化剤等を本液にまぜ完成させ使用します。
一般的に2液タイプのほうが耐久力が良く高価になります。
場所によってお勧めが違いますのでご不明な点はぜひご相談して頂ければと思います。
皆様のご来店、お問い合わせをお待ちしておりますので宜しくお願い致します。
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