遮熱塗料について 【外壁塗装の豆知識】町田市・相模原市の塗装専門店
2021.03.29 (Mon) 更新
皆さんこんにちは。
本日は屋根の遮熱塗料についてお話をさせて頂きます。
これから夏に向かってどんどん気温が上がって行きますが最近の夏は本当に暑くなって来ました。
地球温暖化のせいもあり特に、1990年代以降、高温となる年が頻繁にあらわれています。
この先梅雨を迎えますがあっという間に暑い真夏の季節がやって来ます。
これから塗装をお考えの皆さんにとってどの塗料を使用するかによって、屋根下の特に2Fお部屋への影響がとても大きくなってきます。
遮熱塗料とはそもそもどの様なものかご説明いたします。
夏場では太陽の入射角度が垂直に近くなり単位面積あたりに受ける熱量は多くなり、屋根はよく暖まります。
熱の原因となる太陽光を特殊な素材で反射をさせ、熱が屋根材にこもらないようにして室内の温度上昇を抑える塗料です。
屋根に遮熱塗料を塗装しますと、最大で15〜20度の屋根表面温度を低下させる効果があります。
夏の室内を快適にしてくれる遮熱塗料ですがメリットとデメリットが有ります。
メリット
・室内(特に2F)の温度を下げてくれる
真夏の直射日光が当たる場合最大で2~3度室内の温度を下げてくれます。
2度変わりますと体感的にもわかるくらい差が感じられます。
・電気代の削減につながる
遮熱塗料の効果により室内温度が下がり冷房の負担が下がり節電効果になります。
エアコンの温度を1度変えると約10%の節電に繋がります。
・屋根を熱によるダメージから緩和してくれる
特に黒い屋根は色の薄い屋根に比べかなりの高温になります。
真夏の屋根の上では靴の裏が溶けてしまうほどの温度まで上昇します。
寒暖差が大きいとその分劣化が早くなってしまいますが屋根への温度上昇が抑えられるためダメージを抑えられます。
デメリット
・屋根が汚れてしまうと反射率が下がり効果が薄くなる。
反射をする事によって室内の温度を下げますが、屋根が汚れ反射しずらくなるとその効果は落ちてしまいます。
定期的なお掃除をすることによりその効果は持続されます
・価格が少々高い
一般的な塗料に比べて費用が高くなる傾向が有ります。
ただし室温を抑え電気代も下がるメリットを考えれば費用対効果は高いと思われます。
・冬の太陽光も反射してしまう。
夏場は温度を抑えてくれてありがたいのですが寒い冬場も日光を反射してしまいます。
特に冬の長い地域の方にはあまり適していないといえます。
色による温度上昇の違い
遮熱塗料による室温上昇を抑えることはお判りになったと思いますが、屋根自体の色によって温度上昇の違いもあります。
意外と知っているようで頭になかったという方が多いのですが、黒や茶など濃い色の屋根は光の吸収率が良いので高温になってしまいます。
客に白に近い色の屋根の場合その色の効果で反射率が良いのでそれだけで大きな違いが有ります。
ということは遮熱塗料をしようして更に白に近い薄い色の屋根にすると効果が最大に発揮できるということになります。
ただやはり屋根は落ち着いた黒や茶色が良いという方が多いと思われますが、住宅街などで家が集中していて屋根が道路から見えにくいお宅などはお考えになってもよろしいかと思います。
意外と白い屋根にしているお宅も多いのでグーグルなどでご近所を調べてみてください
ご不明な点やご質問が御座いましたらお気軽にお問い合わせください。
皆様からのご連絡お待ちしておりますので宜しくお願い致します。
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