シーリングの工事内容と豆知識 ~町田市、相模原市の塗装専門店~
2021.04.12 (Mon) 更新
みなさんこんにちは!
本日のブログを担当します安藤です。
先日のブログでシーリングの劣化症状についてお話を致しましたが今回は実際にどのように工事を行うかご説明いたします
外壁塗装の見積もりを取りますと、シーリングの項目の中に”打ち換え”と”打ち増し”という内容が書かれていると思います。
打ち換えというのは古くなったシーリング材を取り外して、新しいシーリングにすべて交換する施工を行います。
打ち換えの場合、コストは掛かりますがすべて新しくなり外壁の目地の隙間をしっかり埋めて防水性や柔軟性を確保できます。
打ち増しというのは古くなったコーキング材をそのまま生かし、新しいコーキングを上から塗布してゆく工事になります。
もし万が一、目に見えないシーリングの内側や裏側に、隙間やひび割れが出来ていた場合気が付かないという欠点があります。
打ち換えの場合が約10年の耐久年数が有りますが、打ち換えの場合半分の5年程度になってしまいます。
ご予算内に収まるのであれば是非打ち換えすることをお勧めいたします。
また、打ち替え後に塗料を塗ることによって、シーリング自体の強度がより高まるというメリットもあります。
ちなみにクリア塗装を行う場合は打ち換えた上に塗装をすることはお勧めいたしません。
理由は透明なクリア塗装の場合、シーリングの上の部分の塗料が黄色や白色に変色してしまう場合が有るからです。
なので塗装後にシーリングの交換を行うことが一般的な施工方法です。
シーリングの材質は様々な種類が有りますがよく使われる4種類のシーリング材をご紹介いたします。
①シリコン
②変成シリコン
③ウレタンシリコン
④アクリルシリコン
①のシリコンはよくホームセンター等で売られているコストパフォーマンスが高い一般的な商品です。
シリコンの場合、水を弾く特性があるため上に塗る塗料になじめないので外壁塗装では通常使用しません。
お風呂場などの水回りで使用されることが多いです。
②の変成シリコンは変性は、耐候性が高く耐久年数も高いので、屋根・外壁用として多く使用されています。
シリコンと変性シリコンは名前は似ていますが材質から違い全く別物ととらえて頂いて結構です。
ノンブリードと呼ばれる塗料を汚染しない製品が普及したおかげで10年から15年という耐久度が可能になりました。
③ウレタンシリコンは耐久性が高く硬化後はゴム弾力性を持ち、クラック補修や目地の補修に使用されることが多いいです。
変成シリコンに比べると比較的価格は安いが紫外線に対して弱く上から塗装をし他方が良いとされています。
④アクリルシリコンは主に、新築のALCの外壁のコーキングで使用されることが多くありました。
シリコン等のシーリング材に比べ耐久性が劣るため現在ではあまり使用されなくなりました。
弊社ではシーリング打ち換えなどの施工を行う場合は変性シリコンを使用しております。
ご要望が有りましたらお客様ご指定のシーリング剤を使用して施工を行うことも可能です。
またシーリング工事を行う際大切になるのがプライマーを塗布する事です。
プライマーとは凸凹した下地によくコーキング材が付くよう接着剤の役割を担う材料です
下地材質や使用するシーリング剤によって適したプライマーを選ぶ必要があり正しく選定しなくてはなりません。
用途、部材、性能等の条件に適したプライマーをご使用いたします。
工事の流れ
①古いシーリング材の撤去
②養生
③プライマー塗布
④シーリング材の塗布
⑤ならし(形を整える)
⑥養生の撤去
という流れで行います。
ご不明な点やご質問等が御座いましたらお気軽にご相談ください。
皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしておりますので宜しくお願い致します。
ファステックは外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
町田市・相模原市地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。
地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。
これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、
誠心誠意対応させていただきます。