塗れない屋根。。。
2021.04.20 (Tue) 更新
今回は塗れない屋根のお話をしたいと思います。
基本的に劣化がひどいものは塗れません。
剥がれがひどかったり、割れがひどかったり、下地がダメになってしまっているものは、カバー工法か吹き替え工事のご提案をさせていただいております。
それとは別に屋根材自体に問題があり、塗れないといいますか、塗らないほうがいいものがあります。
その代表格がニチハの「パミール」というスレート屋根材です。(1996年~2008年まで販売)
この「パミール」という屋根材は通常のひび割れ、ではなく【層間剥離】という現象を引き起こします。
層間剥離とは、ミルフィーユ状に何層にもなっている屋根材の表面がボロボロと剥がれてくる状態を言います。
塗り替えをし塗装がはがれなくても、屋根材の表面がはがれてきてしまっては意味ないですからね。
次に…『セキスイかわらU』積水屋根システム株式会社 1990~2007年に製造されてたとされます。
塗装前の高圧洗浄のときに表面がさらに剥がれ、素地がむき出しになってしまうため、塗装しても強度が保てません。
こちらは非常にもろく、高圧洗浄の時点ではがれが起きてしまいます。イメージとしては和菓子の落雁(ラクガン)
をイメージしてください。
次に…松下電工(現:パナソニック)が販売していた「レサス」と「シルバス」という二つの屋根材は、よく割れるスレート屋根材として有名です。
こちらは屋根に乗るもんなら、歩く度パキパキ割れるとおもった
方がいいくらい、割れやすいです。
他にも、まだ何個か問題の屋根材はちらほら聞きますが…まずはこの3つに当てはまるお家は、早急に対処したほうがいいかと思われます。
一番避けるべきなのは、「お金が貯まるまで待とう…」と後回しにすることです。
そうすると、劣化が進み工事費用がかなり高額になってしまう可能性があります。
弊社では
リフォームローンの取り扱いもしております。
気兼ねなくご相談ください。
ファステックは外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
町田市・相模原市地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。
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