塗装の見積りを取られている方へ|町田市、相模原市の屋根塗装&外壁塗装専門店ファステック
2021.07.30 (Fri) 更新
目次
町田市、相模原市の方で、屋根塗装&外壁塗装の見積りを取られている方へ
0120-970-247受付時間 9:00~19:00 (日曜定休)
対応エリア:町田市、相模原市、その近隣エリア
- 訪問販売で来た業者に見積り依頼をした
- 外壁塗装の見積り一括サイトで外壁塗装の見積りを取った
- 見積りでは金額以外に見るところが分からない
- 外壁塗装の見積りの中から優良な業者を探している
- 見積り中の会社に一度も行ったことがない
「適正価格」で外壁塗装工事をしたいと思った事がありますか?
適正価格で塗装工事をしたいから、多くの方々は、見積もり一括サイトを利用したり、塗装業者やリフォーム会社、ハウスメーカーから見積りを取られます。 そしてその中からより安くて「信頼」できそうな塗装業者を選ぼうとされているのです。
ただし、その行動は、一見正しいように見えますが、そのような方にお伝えしたい事が1点あります。
それは、「その見積りって根拠ありますか?」という事です。
なぜか?
そもそも塗装工事の知識が少ない方が、経験豊富なプロが作った見積りの『カラクリ』を見抜くことができるのでしょうか? 「一つ一つの項目を見比べて~」と思われている方も多いかと思いますが、それは非常に困難です。その理由は、、、各項目の計測面積自体が違っていたり、㎡当たり単価が違っていたり、項目自体の有り無しがあったり、見積もりフォーマットが違っていたり等、そもそもの見積りの見方が難しいのです。そこで今回は、今まで1000件以上見積りを作成したり見てきた私が、塗装の見積もりの見方をお伝えさせていただきます。どうぞ最後までご覧ください。
知って下さい![お家の大きさ≠屋根&外壁面積]という事実
塗装会社[A] | リフォーム会社[B] | 塗装会社[C] | |
---|---|---|---|
価格 | 70万円 | 120万円 | 110万円 |
塗装面積 | 70m² | 80m² | 90m² |
実際の家の大きさ | 100m²(30坪) |
上表のように3社の見積りを取った場合、あなたならどの会社を選びますか?
もしかすると「A社」を選ばれた方が多いかもしれません。
70万円÷70㎡=㎡あたり1万円が安いという理由かもしれませんね。
しかしながら、実際にあった事例として、これは失敗する外壁塗装工事のパターンです。
その理由は、価格だけでは見積り内に入っている項目が分からないからです。
でも、実際に選ぶ時にはこの事に気づかずに価格だけが判断基準になるのです。
さらに想定してもらいたい事として、
家の大きさは100m²だとしても、外壁の塗装面積が90㎡だった場合はどうでしょうか?
A社を選んだ場合、見積りは70m²ですので、90m²の外壁を塗るためには『追加費用の請求』か『手抜き工事』が発生するのです。
追加費用を請求されるのも問題ですがまだマシな状態で、手を抜かれる(3回塗るところを2回塗りで終わらせる)とどうなるのでしょうか?
10年は持つはずの塗料を使っても、塗装が1~3年で剥がれてくることも出てきます…。これだけは絶対に避けたいところです。
知って下さい[シリコン塗料≠どれも同じ]という事実
この真実をご存じだったでしょうか?
上図の通り、同じシリコン塗料と言っても「水性塗料か、溶剤塗料か」によって耐久年数は異なりますし、「シリコン樹脂の含有割合」によっても耐久性が大きく変わってくるのは何となく分かるかと思います。
これが各社によってバラバラで実際に調べて見分けていく事は困難なので、多くの方が「分からない!!」と混乱する要因となっています。
この塗料の性能差は価格に比例している部分もありますので「同じシリコンを選んだのだから価格は安いほうに…」という選択は決して正しいとはいえないのです。某塗料メーカーは塗装会社のオーダーによって、「シリコン含有量」を変えて出荷したりする事もありますので本当に見極めは難しいです。
そのため、塗料選びの際には、「水性か、溶剤か」といった知識は持っておいた方が良いかと思います。
そして、良い塗装業者は、標準の塗料ラインナップに自社の考えも入っていますので、ぜひ「その塗料メーカーを選んだ理由は?」と聞いていただければと思います。そこで出てきた答えがその会社の質になります。
知って下さい[色によって金額が異なる]という事実
塗料の色によって金額が異なる事はご存じだったでしょうか?
私も塗装業界に関わるまで知らなかったのですが、濃色(黒やグレー等)、淡色(白やベージュ等)で大きく金額が異なります。
基本的には淡色の方が安くなっています。逆に濃色は金額が高くなります。
この事を訪問販売業者や塗装業者は知っていますので、色を指定してお客様に色を選ばせないようにしている会社もいます。
その場合は、「弊社の人気ランキングの色」のような形で出しているケースが多いでしょうか。
もちろん中には自社の本当の人気ランキングもあるでしょうが、お客様を巧みに誘導して、金額の高い色を選ばせないようにする事も見られます。
そのような会社は、外壁や屋根の色選びを「契約前」にさせないケースが多く、カラーシミュレーションソフトも用いずに売り手思考になっている事が多いです。
そうすると、損するのは誰でしょうか?
そうです。お客様自身なのです。
そのため、会社を選ぶ際は「契約前」に、「カラーシミュレーションソフト」を利用して、納得するまで付き合ってくれる会社を選んでいただくことをオススメします。
知って下さい[塗料の使用量≠塗装面積]という事実
図の通り、同じ塗装面積だったとしても、業者によっては塗料の使用量は異なります。
なぜこのようなことが起こるのでしょうか?
その謎は、「塗料を薄めて使う業者がいること」「塗る回数を減らす業者がいること」「薄く塗る業者がいること」の3点が挙げられます。
工事中にこのようなことをされていないか見張ることができれば良いのですが、それを塗装経験の少ない方に見極めていただく事が困難な事と、塗装の見積もり段階(契約前)では、実際にどんな工事をしているのか確認するのはほぼ不可能です。
そこで取るべき行動としては、塗装業者に「工事の流れを説明してください」と依頼をすると良いでしょう。そこで塗装工事の流れやこだわっているポイントを教えてくれる塗装業者は良いと思います。逆に、塗装工事のことを知らなかったり、こだわりのない業者だった場合には選ばないようにしましょう。
知って下さい[見積りに付帯部分を入れていない]という事実
塗装会社[A] | リフォーム会社[B] | 塗装会社[C] | |
---|---|---|---|
価格 | 70万円 | 120万円 | 110万円 |
塗装面積 | 70m² | 80m² | 90m² |
付帯部分 | × | △ | ○ |
上表で3社を見比べた場合、もしかしたらA社を選ばれたかもしれません。
ただし、A社の見積りに付帯部分の塗装が含まれていなかった場合はどうでしょうか?
もし付帯部分の塗装に工事に入った段階で「30万円かかる」と言われたらどうでしょうか?
付帯部分とは雨樋(あまどい)、破風、軒天、幕板などのことを指します。 外壁や屋根をどんなにキレイに塗っても、この付帯部分が既存の状態のままだと、そこの汚れや劣化が目立ってしまって、塗装工事後なのにせっかくの家が古く見えたりします。ご近所の家を回ってみられると時々そのような家があるかと思いますので、ぜひ見回ってみてください。
ご近所で顔見知りだったら、その業者を聞いてみることもオススメします。(ただしそのお家の方が業者の事をよく思っていないケースが多いので、当たり障りのない程度で聞いた方が良いです)
この場合は大体が訪問販売業者やリフォーム業者、不動産業者であるケースがほとんどです。逆にハウスメーカーや塗装業者の場合はきちんと施工しているケースがほとんどです。
そのため、見積書を出してもらったら、必ず付帯部部分の入った見積り金額か確認をしましょう!できれば家の外に出て外観で一つ一つ丁寧に教えてくれる塗装業者であれば良いですね。 もし見方が分からない等ございましたら、弊社にて見積り鑑定を行うことも可能ですのでお気軽にご相談下さい。
- 渡る世間はなんとやら…。外壁塗装の見積りにこんなカラクリがあったとは…。
- 見積もり以外にも見るべきポイントがたくさんあって混乱している…。
- 結局のところ信頼できそうな業者を信用して頼むしかない…。
- 自分にあった雰囲気の業者か確認ができる
- 100万円程度の高い買い物だから会社を見て安心できる
- ショールームがあると中々逃げ隠れができないから安心できる
ショールームを確認してから塗装業者を選びましょう。
さらにその会社がどういった想いで塗装工事をしているのかも聞いておきましょう。
そうすれば、その想いは必ず塗装見積りに入っています。そうすれば、今回挙げた「塗装見積りのトラブル」のない会社に出会えるはずです。
決して見積もりをたくさん取ることが『目的』ではないはずです。塗装工事をすることで大切な家の寿命を伸ばしたり、美観を良くすることが目的のはずです。もちろん、そこに価格が適正という部分という事も入ってきます。
ところが、そういった消費者心理に漬け込む業者が多いのが塗装業界なのです。塗装業界の年間トラブル件数は1万件弱が一般社団法人住宅リフォーム紛争処理センター様に報告されております。
それは、塗装が分かりにくい、手の抜きやすい商品だからです。
10年に一度のお家の外壁塗装、屋根塗装だからこそ、後悔なき塗装工事をして、大切なお家の資産価値を維持向上させましょう!